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インドネシアでM7級地震相次ぐ…建物倒壊、4人死亡
インドネシア西パプア州マノクワリで、地震で倒壊したホテル(AP) 【ジャカルタ=佐藤浅伸】米地質調査所によると、インドネシア東部ニューギニア島の西パプア州で4日午前4時44分ごろと同7時34分ごろ(日本時間ともに同じ)、マグニチュード(M)7・6と7・3の強い地震が相次いで発生。
倒壊建物の下敷きになるなどして少なくとも4人が死亡した。インドネシア気象当局は最初の地震の後に津波警報を出したが、間もなく解除した。
震源地は同州の州都マノクワリの北西約150キロと95キロの内陸部で、震源の深さはともに約35キロ。一帯ではM5~6の余震が続いた。
マノクワリは太平洋戦争時に、日本海軍の艦船の寄港地となった港湾都市で、人口約16万人。地元警察によると、市内では揺れが強く、3階建てホテル2棟が倒壊、民家など数百の建物が損壊した。空港は滑走路に亀裂が生じたため民間機の発着が停止された。住民の一部は津波を恐れて高台に避難したままだという。
駐インドネシア日本大使館によると、邦人被害の情報は入っていない。
(2009年1月4日19時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090104-OYT1T00153.htm
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